私の子どもは定期的に歯医者に通わせています。
周りのお友達もそれが普通。
しかし、昔は違いました。
私が子供のころの歯医者は、「虫歯ができたときだけ行くところ」でした。
虫歯を予防するためのお手入れ方法は、どこからも情報が入ってこない。
とにかく歯をみがこう、それだけ。
自己流で磨くのみ。
小学生のころから虫歯をジワジワと増やしながら大人になり・・・、
まともにケアするようになったのはここ10年くらい。
もっと早くからケアしておけばよかった、と後悔しております。
いまは、歯医者で働く友人から教わったり、定期検診のときに受けた指導を取り入れながら、時間をかけてケアをしています。
そんな私の、現在のケア方法を紹介します。
歯ブラシはシンプルなものでOK
昔はブラシの先が丸いものや細いもの、山型など、テレビCMにつられていろいろ使っていましたが、
いまは歯科専売品の歯ブラシに落ち着きました。
シンプルな歯ブラシで正しく磨くことが大事。
歯科専売品は、形はシンプルなままで種類が豊富。
大人用ふつうサイズのほかに、ヘッド部分が小さいもの、子供用サイズや仕上げみがき用もあります。
さらに毛のやわらかさで分かれていたりします。
そして何といっても、安い!
歯医者で買っても1本110円、ドラッグストアに売っているものよりも安いです。
さらにネットだと、まとめ買いにはなりますがもっとお得です。
私はいまは子供用を使っています。
子ども用に買ったけれどまだ大きかったので、もらいました(子の分は買い直し)。
以前から大人用のヘッドが小さいタイプを使っていたので、違和感なく使えました。
ヘッドが小さく、毛の長さが短いので奥まで届きやすいです。
ただ、毛の長さが短いと、毛がかためのブラシを使っているような感じで圧が強くなると思います。そこは注意が必要です。
使っている歯ブラシ。
左→ミニサイズ(私)
右→ミニミニサイズ(子ども)
ヘッドや柄の長さが少しずつ違います。
夫はいたって普通の大人用。
ブラッシング
ここがとても重要です。
特に以下の2点を心がけて磨きます。
・力を入れず、軽く動かす。
昔は、毛のかたさが「かため」の歯ブラシを使い、力を入れてゴシゴシ磨いていました。
そのほうが汚れがよく落ちると思っていました。
しかし、力を入れ過ぎると歯や歯茎が痛み、後退してしまうそうです。
実際に私の歯茎は少し下がっています。
(とはいえ、体質や過去の口内環境の悪さなど、様々な要因も含まれていると思います。)
また、歯ブラシの毛先がすぐに広がってしまいます。
広がった歯ブラシだと、汚れが落ちにくくなります。
歯みがきに力は不要。
ブラシがしならないように軽く磨いたほうが、本当にツルツルになります。
歯茎が傷まないよう、毛のかたさが「やわらかめ」の歯ブラシを使っても毛先が広がらないし、歯はツルツル。
一石二鳥です。
※歯ブラシは毛先が開いていなくても定期的に交換しましょう。
そのほかに、歯医者で指導を受けた点は、
- 前歯の裏は歯ブラシを縦にして上下に小刻みに動かす。
- 前歯の先端部分の磨き残しに注意。
です。
【「前歯の先端部分の磨き残し」について】
歯と歯茎の境目に汚れが残りやすいのですが、そちらに気をとられるあまり、前歯の先端部分に磨き残しがありました。
そのため、口を「い」を言うときの形にして、真ん中の上下の歯が当たる部分を歯ブラシをグルグル回しながら磨きましょう、と言われました。
ワンタフト
念には念を、磨き残しを防ぐためにワンタフトを使っています。
歯と歯の間を掻き出したり、親不知の歯茎との境目をみがいています。
フロス
これは歯医者でも友人にもしつこく言われました。
「毎日フロスして!」と。
初めはどうしてもめんどうで週に1回ペースとか。
やらない頃と比べれば大きな進歩ではありますが、
たまにしかやらないと、ごっそり汚れが出てきて臭いも強い。。
この頃にはすでに年に1,2回のペースで歯医者さんに予防目的で通うようになっていましたが、週1のフロスでは口内環境を改善するには至らず、小さい虫歯が新たにできました。
これでは足りない、とようやく目覚め、毎日やるようになりました。
以前は糸だけのものを使っていましたが、ラクしたいなーと思い(安定のめんどくさがり)、
今はY字タイプを使っています。
両方使って感じたのは、
糸だけのほうが、より歯に沿わせて汚れを掻き出せます。
めんどうでなければ糸だけのものを使ったほうがいいと思います。
定期検診
今は4ヵ月に1回くらいのペースで歯医者に通い、メンテナンスをしています。
内容は、歯石取りとブラッシングです。
お茶やコーヒーで歯が茶色くなってしまっても、きれいになります。
そのほかに、前に通っていた歯医者では毎回仕上げにフッ素を塗っていました。今の歯医者では塗らないことのほうが多いです。
若いときほど歯が柔らかく、虫歯になりやすいため、フッ素を塗ったほうがいいそうです。
というわけで、年齢的に口内環境が悪くなければ不要、と判断されたのかもしれません。
おわりに
これでようやく新しい虫歯ができなくなり、落ち着いてきました。
未治療のままの小さな虫歯は、進行せずに経過観察でなんとか維持しています。
歯周病のほうも特に問題なさそうです。
もともと丈夫な人、そうでない人、個人差も少しはあるかと思いますが、
周りをみるとやはりケアをしている人のほうが状態がいいです。
家事は手を抜いても歯のケアは手を抜かずに、これからも続けていきたいと思います。
★☆にほんブログ村民になりました☆★